2013年6月1日土曜日

新世界より見終わった

知性を持った動物と言うのは人間ではないか?というのは割合SFでも語られている話で、新世界よりを見ている途中でバケネズミたちがなぜ人間扱いされないのか?との疑問をずっと持っていました
人類補完機構だって未来の人間と言うのは人間の形をしていないことも珍しくないし幼年期の終わりでも人間は別の形に進化していく
なのでどうしてバケネズミを人間として進化させないのか?あるいは進化させないという前提条件の下でなら奴隷として管理するための体制が甘すぎるのではないか?と思いました
そういう思いがあるので結論として示されたバケネズミとは人間の異種であるという結末は正直なところまたコレねというところで終わってしまったのが残念でした
でも最後に人間が追い詰められていくところはストーリーとしておもしろかったので僕を楽しませてくれたアニメとしては称えたいと思います
おもしろいアニメを作ってくれてありがとう
あと個人的な思いとしてはもう一段階やれたんじゃないかと思います
せっかく手に入れたマリアとサトルなんだからそれを利用してバケネズミと「人間」の異種を新たに作り出すことは出来なかったのかと思います
僕としてはそれを期待していました
バケネズミですが知性をもった新種がまた新たな形で生まれ変わって人間に置き換わるというのはここまで書いてきたとおりにSF的にベタな話ではありますが、SF的に見ると新たな知性は再び封じ込められるべきでは無くて発展的に未来に展開していくべきなのです
呪力を持ったバケネズミが人間として「再発見」されるべき話でした
そうしたらもう一回悪夢をもっとひどい形でやれたのになあと思いました

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