2013年8月1日木曜日

天使の分け前見てきた

クズな少年が人と出会って更生していく話なのかなあと思ってたんですけどどちらかって言うと俺にはトレインスポッティングでした(;´Д`)
舞台もそのままグラスゴーでしたしね トレインスポッティングから原作者のアービンウェルシュの小説をいくつか読んでるのですけど ああいうトレインスポッティングのような失業中で酒とドラッグまみれみたいな人たちが多くいるらしい的なことをアービンウェルシュは書いてるんですよ
たしか「グルー」って小説だったと思うんですけどトレインスポッティングよりはグルーに近いかな
この映画でも語られているんだけど別に個人がクズだからって言うよりも周りの人全員がクズっぽいみたいな 別にこれはグラスゴーだからって訳じゃなくて日本でもそうだと思うんだけど子供が生まれてその周りで喜んでるんだけどその周りにいる人たちが赤ん坊の前でタバコふかしながら酒飲んで騒いでるみたいな そういうのが割と普通なのかなとか
この天使の分け前では主人公のロビーが立ち直ろうとするのに周りの人たちが足を引っ張ってしまって結局抜け出せない
同じ更正仲間のモーだってさ コイツも泥棒が癖になっちゃってるんだよね こういう人たちと一緒にいることが奉仕活動としての更正活動としてどうなのかなとも まあアル中の俺が言うのもなんだけどさ
ネタバレだけど結局は非合法の泥棒でしか抜け出せなかったんだよね まあ一応叔父から金はやるからロンドンに行って女と別れろみたいな話はあるんだけどさ それしかないかもとはロビーは考えるんだけど結局はそれは違うんじゃないのと 俺はそういうのもアリだとは思うけどそう割り切れないよね
最終的には泥棒で一山当てて安心できる田舎の家と仕事と金を手に入れてハッピーエンドでね その辺はあんまりどろどろしてなくてスッキリと見れたと思うよ 
それにまあその辺の泥棒の話もあんまり悪いことしたんじゃなくて酒樽からちょっとかすめても天使の分け前ってことでいいだろ?的な話で罪悪感なく終わってるしね 
でもまあロビー以外の仲間はみんな適当に金使ってすぐに貧乏に戻るんだろうけどさ ロビーはテイスティングで生きていけそうだったけどあいつらなんにもなかったしな
その辺はある意味トレインスポッティングの金は独り占めで出し抜いてどこか別の世界にある世界で新しい生活を始めるんだって方が逆にスッキリしてるようにも思うね
でもまあ後味は悪くないしいい映画だったと思うよ
パンフレットも買おうかと思ったけど貧乏なのでやめておいた

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