2013年8月1日木曜日

ホーリー・モーターズ見てきた

ちょっと抽象的な内容なので俺が思っただけの感想なんだけど(;´Д`)
主人公のオスカーは「ホーリーモーターズ」の名前から連想されるように天使なんだろうか?それともどこかにカメラが配置されている?のでタダの俳優なのか?(昔のカメラはという台詞もあった)
少なくともオスカーはメイクをして誰かのために役を演じる それも天使?と書いたのは「役」の相手役が誰もが懺悔を欲していてそれを受け止める役所だからね
でもオスカーはただの俳優ではなくてどうも死なないっぽい ちょっと混乱して銀行家を殺しちゃってボディガードに撃たれても死んで無いからね でもそれも混乱して銀行家を襲うって役なのかな? でもリムジンのドライバーの女が心配してるあたり本当に混乱していたのかもしれない 顔にシミのあるストーリーテラーっぽい人がこの仕事をどう感じてる?みたいな台詞もあったしね 
でもそれもどちらとも取れるようにも思う 銀行家は誰かに殺されることこそ懺悔と思っているのかもしれない 金は不幸ともつながっているからね でもそれともオスカーの妄想で「銀行家はそう思っている」と思い込んでいるのかもしれない そしてその懺悔を受けに入ったとも
そして後半に入ってオスカーと同じ職業?っぽい女と少しのプライベートな話をする そして女が歌う 「もしあの頃別の道を選んでいたら」
これは誰かのために俳優として奉仕する自分たちの心情を表しているのかな
そしてその舞台にされる古い廃業したデパートらしき建物 そこは台詞でホテルとして改装されるだったかなそんな台詞があった
今は誰かのために奉仕する仕事をしているけれども それは昔のこの背景の豪華なデパートを表していて でもそのデパートはもう廃墟で草も生えている有様ででもそれもホテルとして改装されるのならば別のものになれるのかもしれないね
このシーンは素直にオスカーたちの心情を映していると考えて間違いないと思う すぐに女はそのデパートを舞台に女優になるからね つかの間の本音を言えるシーンだったんだ
そしてその女優が心中したシーンを見たオスカー それは女優としての仕事だから本当に死んでいないのかもしれないけどオスカーはちょっと割り切れなかったみたいで叫んでリムジンに駆け込んだりする
最後にオスカーは猿が家族の家に戻ってそこで仕事は終わる
そしてリムジンはホーリーモーターズ社に戻りドライバーは仮面をつけて帰りリムジンたちは会話する
でもちょっと会話の内容は忘れちゃったな(;´Д`)
そういうギミックで自分の人生は自分だけのものじゃなくて誰かに切り売りしているものだっていう風刺ともとれるかな
それとも生きているってことは誰かの演技と自分の演技との芝居であるってことかもしれない
インターミッションでアコーディオンの楽団っぽいシーンが入ったのはオスカーの休息のために他の俳優たちが助演してくれていたのかな
序盤の全身タイツのシーンなんかは特に演技のための演技であってそこは誰のためでもない最も抽象的なシーンだしね ただ演技しているだけでカメラも存在しているのかどうか?そのイメージとして悪魔同士の交わりみたいなシーンも映し出されたり でもその場いくには楽屋も無かったりね ただ演技することだけが目的みたいだった
抽象的な映画なので楽しめたっていうより意味深な映画だったよ(;´Д`)
なので映画を楽しむと言うよりは絵画展に行ったみたいな感じだったかな

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